資料

春日博文

学生起業家の新星

TRRIGER2009の代表である春日博文氏は、若い経営リーダーの一人として十分カウントすることが出来る人物でしょう。
現在まだ大学四年生でありながら、経営に携わっているという、まさに新星です。
彼は経営ビジョンとして、NoAction,NoChange(行動しなければ変わることはない)というものを掲げており、常に活動を通して変化を生み出すことを目標としているといいます。

では、なぜ大学在学中でありながら、TRIGGERの立ち上げというようなセンセーショナルなことを行なうことになったのでしょうか。
そのことについて彼へのインタビューを通して、様々な観点から見ていきたいと思います。

まずは、自己分析についての質問がありました。
自分がどういった人間なのか、ということを聞かれた時に、春日氏が真っ先に答えたのが「負けず嫌い」というものでした。
負けず嫌いである、というのはしばしば悪いこととして語られることがありますが、春日氏自信はそのことをネガティブに捉えていることはありません。

子供の頃から勝負事となるとどんなことでも負けるのが嫌で、全力で取り組んできたと言います。
ただ、高校まででは特に経営という分野に携わっていたわけではなく、その努力のベクトルはスポーツへと向いていた、とのことです。
そして自己分析としてもう一つは「枠に囚われない」ということを挙げており、こちらが直接起業へと繋がるきっかけになったのかもしれません。

常に努力をし続けるための起爆剤として、常にライバルや目標とする人物を設定する、ということを語っています。
その人に「負けたくない」という気持を原動力とし、そのためにはどうするのが良いのか分析、努力をしていくことが出来るのだといいます。
経営についてもこれが生かされているといいます。

ターニングポイントは

春日氏に学生時代におけるターニングポイントはなにか、ということを聞いたところ、ある人物との出会いがあるといいます。
その人物はStudentFreepaperForumの代表である起業家の先輩、山川氏だということでした。
たまたま山川氏と合う機会があった春日氏は、そこでの会話のなかで起業というものを意識するようになったといいます。

その時、春日氏は特に目標などもなく、何かをやっているわけではなかったといいます。
ただ、山川氏に「今なにをしているのか?」と聞かれ、とっさに「資格の勉強をしている」と答えたところ「なぜ資格の勉強をしているの?」と聞き返されたと言います。
その時、自分が「資格の勉強=良い事」という固定観念にとらわれており、レールの上にいるのではないか、ということを感じたといいます。

その経験が、枠に囚われない、起業という道を拓くきっかけとなったと語っています。