映画

一度は見ておきたい映画

経営者におすすめの作品をご紹介!

今後は会社を経営したいと考えている方、もう経営者になっている方などがご覧になると勉強になる映画がたくさん存在しています。
映画のストーリーはフィクションが多く存在しており、実話を元にした話もかなり大げさに表現されている場合もありますが、純粋の物語を楽しめるだけでなく、自分の立場に置き換えてみて参考になる場面もたくさんあるものです。
どんな業界でも経営に携わっている方にぜひご覧になっていただきたい作品をご紹介します。

カンパニー・メン

会社の経営が行き詰まると、中高年を中心とした世代でリストラが実施されるのは珍しい話ではありません。
リストラされた結果、家族がバラバラになり、再就職もなかなか決まらないなど悲しい現実が待っている事例も少なくありません。
決してフィクションの話ではなく、現実に悲しい結果を迎える事例も少なくないため、経営者としては自分の会社ではこのような結果を招く事態は避けたいと思うのが当然です。

カンパニー・メンでは、リーマンショックの影響でリストラされたビジネスマンの苦悩が描かれています。
大きな会社に勤務していた人がリストラされた結果、以前のプライドが邪魔をしてなかなか再就職が決まらない様子や家族に支えられながら再起を図る様子が描かれています。
決して他人事ではない現実的な物語だからこそ、経営者である立場の方にご覧になっていただきたい映画です。
会社の従業員として仕事をしている人の気持ちを知ることが経営者の方には絶対に必要不可欠です。

インサイダー

実際に起こった話を映画化したことから、リアルな印象を受ける内容です。
タバコを吸う方はご存知かもしれませんが、パッケージに健康への被害について記載されるようになったのはアメリカで起こった内部告発が発端だったと言われています。
その内容を映像化したのがこの映画です。
現在ではタバコは健康に大きな悪影響を及ぼすと認識されていますが、以前は一般の方は健康への害を知らなかったそうです。
しかし、タバコ会社はしっかりと体への悪影響を把握しており、その事実を消費者へ故意に公表していなかったため、内部告発という形で公表された経緯があります。
利益を追求し、消費者の利益は一切関知しようとしない会社の考え方と、その会社に関わって仕事をすることで給料を得ている社員の苦悩が描かれています。

経営者の立場で見ると、どちらかといえばタバコ会社側を応援してしまうかもしれません。
どうしても会社の利益を追求するのは最優先されてしまうからです。
それでも、社員が誇りを持って仕事ができる環境を優先するなら、消費者にタバコの害を公表するべきだと考えることもできます。
非常に深い内容なので、ぜひご自身の立場に置き換えてみてご覧になってください。