メモ帳の上に乗ったペンとキーボード

経営者検定試験

経営者検定試験とは

経営者検定試験をご存知でしょうか。試験は1年に2回。一般社団法人が運営している経営者育成協会によって経営者検定試験が行われています。

優秀な人材の育成や企業の経営能力の向上を図るために、2009年からはじまり、現在に至るまで多くの合格者を輩出しています。試験は、1次と2次に別けられ、すべて合格することで「CMS認定経営スペシャリスト」の資格が付与されます。

ビジネスマンだけでなく、大学生や転職・再就職を考えている方など、受験の年齢や立場は様々。企業を強くしたい、経営者になって成功したいと思っている方など強い向上意欲のある方が受験されています。

試験までの流れ

インターネットから指定された場所へ申し込みをします。試験当時の1週間前までなら申し込みが受理されます。その後、運営事務局から受験料の振り込み先を指定されるので、書類に記載された振り込み先は把握しましょう。

受験料の支払い後、スムーズな試験ができるようシステム操作マニュアルと呼ばれる、予行練習を受けられるので、受験される方は運営からの通知にいつでも対応できるように準備しておくと良いでしょう。

1次は5科目から4択形式で出題され、時間も30分となっているので、焦らずに見直しもできるよう試験時の時間配分を考えて対策しましょう。

試験当日は、定められた時間から24時間経過するまでの間に行われ、1科目20問を30分で回答しなければなりません。1科目終わるごとに休憩を挟むことが可能なので、頭をリフレッシュさせながら次の科目の問題に挑戦できます。

2次試験は小論形式の問題です。事例3問の中から任意に2件を選び、1問300文字以内で答えます。1週間の提出期限はありますが、うっかり提出し忘れないよう気を付けましょう。

資格を取得した後の活かし方

現在就職されている方は、学んだ知識を活かして、新しいプロジェクトを計画や職場環境を見直しなど、仕事の幅を広げることや作業の効率化が図れます。

起業を考えている方では、どのような経営方針が運営の成功に結び付くかを明確に考えられるため、必要な人材や資源を集める手助けとなるでしょう。

就職活動でも、面接の際に資格取得のアピールができる他、経営に対する熱い気持ちを企業にぶつけることも。

企業経営の基礎からしっかり学べられるため、活用範囲も広いといえます。

いつか起業して経営者になりたい、引き継ぐことになって不安を感じている、キャリアアップにつなげたいと思っている方は経営者検定試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。