売上

売り上げを伸ばすには?

一番頭を使う問題

経営者にとって会社の業績を伸ばすにはどうするべきなのかを考えるのが一番苦労する点だと思います。売り上げを伸ばさなければ、当然ながら利益を伸ばすことができません。

従業員を雇っている場合は、安心して仕事に従事してもらうためにも給料を支払わなければいけません。一定の売上額を維持するのは非常に難しいことで、更に売り上げを伸ばそうとするのはもっと難しいものだと考えなければいけません。

具体的な売り上げアップ法についてアイデアを出す能力がある人ほど、経営者としての実力が高いと判断できますので、ここでは様々な売り上げアップ事例の中で、実用的な内容についていくつかご紹介します。

まずは営業の話し方教育

最低限の営業教育は必要です。営業は次のトークの一手を常に考えながらお客様と接するものです。「ただ上手くしゃべろう」とか「説明しなきゃ」だけを考えていてはコミュニケーションは一方通行化しますし、だからといって
「会話しなきゃ」と思ってひたすら無駄に会話をしていても話は進みません。

相手が何を求めていて、どういう話し方をどのタイミングでしなければならないか、等まずは営業に教えていくことを行いましょう。
売上アップに繋がる営業のコツ」という記事は心理学のテクニックも活かして、かなり細かく解説してくれていますので是非ご参考ください。

「限定」に弱い人が多い

消費者の心理をうまくついた手法としておすすめなのが限定商品を取り扱うことです。地域限定、期間限定など、世の中には様々な限定商品が存在しています。
限定と付くことによってプレミア感が増し、購買意欲を向上させることができるのが大きなメリットになります。商品を販売している側としては売上アップを見込むことができ、消費者側としては珍しいものを手に入れることができたという満足感を得ることができ、双方にとってメリットがある販売方法になります。

注意しなければいけないのは、限定商品は数に限りがあるという意味なので、あまりにも大量に販売し過ぎると効果がありません。
例えばパン屋さんで材料にこだわったプレミア食パンを販売しようとする場合、一日限定50食にするのか10食にするのかによって大きな違いがあります。

限定数が多ければたくさんのお客さんに購入してもらうことができますが、限定商品だけを購入して満足される可能性が高いです。この場合は一日限定10食に留めておき、購入できなかったお客さんは通常の食パンも美味しいですよ!と他の商品を買ってもらい、また次の機会に来店してもらえるように繋げることができます。限定商品はお客さんの間で口コミが広まり、話題になるほど売上アップに役立つことになります。ほんの少し販売方法を工夫することによって、大幅に売上アップを見込むことができます。

営業時間を長くする

病気になった時に診療時間外では病院で対応してもらえないため、救急外来対応の病院に駆け込んだ経験がある方も多いはずです。一般の会社でも同じことで、商品の購入や問い合わせをしたいのに営業時間外は全く対応してもらえないとなると、営業しているところへ流れてしまいます。

出来る限りお客さんのニーズにはいつでもお応えできる環境を整えておくと、お客さんを逃さずに対応することができます。可能であれば常に連絡が取れる環境を整えておくか、インターネットやFAXなどを活用して常に問い合わせができる環境を整えておくこともおすすめです。