村上太一

プライベートという概念を持たない人物

若き起業家村上太一を紹介します。村上太一は、会社経営が自分の生きる意味だと考えているのでプライベートという概念がないのが特徴です。休日であっても普通に働いているのでオンオフの意識は持っていないとのことです。オフといっても特にやることもないと答えています。

創業時にはサイバーエージェントの藤田社長の本を読んだらしく、1日15時間週110時間働いていると書かれていて、起業をするということはそれくらいエネルギーがいることでその大変さを乗り越えられるモチベーションが必要だと本に記載されていたことを参考にして仕事をしているのだとか。

そしてモチベーションをあげるために何かしているのかというインタビューの中での質問に対しては、モチベーションはあげるものではなくて湧き出てくるものという感覚を持っているとのことです。
従業員に対してもあたりまえを発明しようというビジョンを掲げて一緒に仕事をしているようで、今の生活の中では当然、当たり前になっているサービス、それを造って多くの人に使ってもらってそれを当たり前になるようなものを発明する、それをビジョンにして仕事をしているとのことです。

ビジョンは「当たり前を発明すること」

当たり前、それは今の時代で当たり前になっていること、たとえばスポーツをしたときにこれまでは水を飲むのが普通だったのに、今ではスポーツ飲料を飲むのが当たり前のようになっている、そんな当たり前を発明することがビジョンなのだそうです。

そして次々に新しい発明をしなければいけないわけですが、不便、問題を解決する方法を考えているとそれが新発明になるのだとか。直感で考えるよりもロジックとして村上太一は常に考えています。村上にとってどうなれば成功だと思うのかという質問に対しては、上場に対しての達成感はないようで、今のサービスはまだ当たり前になっていないので、売り上げシェア10パーセントもとれてないという数字の面だけで見てもまだまだです。
売り上げは33億あっても、これはまだ当たり前ではないし、1兆売り上げを出している会社も他にある、だからまだまだ成功とは考えていないとのことです。

将来的には進出を考えている

そして日本市場だけでは事業が拡大しませんので海外にも将来的には進出していく予定を持っているようで、日本でまずはナンバーワンになり、その後海外進出をしたい、アジアから進出したいという野望をもっているようです。起業して終わりではない、まだまだ達成されず成功を追い求めている姿勢がよくわかります。